- ししんでん
- ししんでん【紫宸殿】〔「ししいでん」とも〕内裏の正殿。 南面して建つ入母屋(イリモヤ)造り檜皮葺(ヒワダブ)きの建物。 正面九間の母屋の四方に廂(ヒサシ)を設け, 母屋と北廂の間に賢聖障子(ケンジヨウノソウジ)を入れる。 もと日常の政務を議する所であったが, 大極殿(ダイゴクデン)焼失後は即位などの儀式も行うようになった。 南殿(ナデン)。 前殿。 現在の京都御所のものは1855年の造営。→ 内裏
Japanese explanatory dictionaries. 2013.